思い出の1枚を!卒業式・入学式などでARフォトフレームを使ってみませんか?

コロナ禍以降、多くの大学や企業で、式典やイベント開催時にARフォトフレームを活用するケースが増えています。
ARフォトフレームが気になる方の中には、「いろんな大学で使われているけど、実際の使用感ってどうなんだろう?」、「ちゃんと使ってもらえるか心配・・・」と感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、卒業式や入学式での「ARフォトフレーム」にテーマを絞り、実際どのように使われているのか、学生たちの反応はどうなのか、たくさん使ってもらうためのポイントなどをご紹介していきます!
卒業式・入学式ARフォトフレームを導入するメリット
導入するメリットとしては、主に下記の3つが考えられます。
- 二次元コードを読み込めば、好きな場所でいつでも撮影できる!
- 人が集まって行列になりがちな立て看板前の混雑解消につながる!
- デジタルコンテンツなので毎年のデザイン変更もしやすく、大きい看板を作るよりも低コスト!
卒業式・入学式は、どの学校でも立て看板と一緒に記念撮影をしようと列に並ぶ人が多いため、混雑しがちです。
そういったときに、立て看板デザインのARフォトフレームを作れば、誰でも場所を選ばず記念撮影ができるため、混雑解消につながります。
それだけでなく、近くの桜並木が綺麗な場所で立て看板と撮ったり、学内の思い出深い場所で撮ったりすることもできるので、学生や保護者の方にとっても嬉しいメリットがありますよ!
そのほか、学校のオリジナルキャラクターや学長・校長先生と撮影できるフレームを作ることもできます。大きい看板やパネルを作るよりも低コストかつ保管スペースも不要で、さらに毎年デザインや日付を変えやすいという点は、デジタルコンテンツならではのメリットですね。
3つの事例紹介
(1)富山大学様 卒業式・入学式
2024年3月に行われたR5年度学位記授与式と、2025年3月・4月に行われたR6年度学位記授与式・R7年度入学式にて、ARフォトフレームを実施しました。
9つの学部がある国立大学ということで卒業生・入学生の人数が2,000人以上とかなり多く、R6年度学位記授与式では当日だけで1,300人近い方にご利用いただき、かなり大きな反響がありました。
(2)北陸先端科学技術大学院大学様 卒業式
R6年度学位記授与式にて、ARフォトフレームを実施しました。
当日はARフォトフレーム以外にも、記念撮影用のSNSパネルや手持ちの小道具なども作成し、アナログとデジタルをうまく融合して、卒業生の思い出に残るお手伝いをさせていただきました。
「ARフォトフレームだけだとちょっとさみしいな・・・」というときは、こちらの事例のように印刷物等とうまく組み合わせるのも良い方法ですよ!
(3)珠洲市小中学校様 卒業式
2024年1月1日に起きた能登半島地震の影響を受けた被災地に、何か田中昭文堂印刷ができることはないかと考えた際に実施した取り組みのひとつです。
石川県珠洲市にある小中学校11校に対して、R5年度の卒業式に利用できるARフォトフレームのデザイン作成と周知用のチラシデータを、無償提供させていただきました。
デザイン作成にあたっては、それぞれの小中学校からご支給いただいた校舎や黒板イラスト等の写真を活用。当日、母校で卒業式を行うことができない学校もあったので、少しでも思い出の詰まった場所との写真が残せるようにという想いを込め、ご提案させていただいた事例です。
学生自身がスマートフォンを持っていなくても親御さんが持っている場合が多いので、大学だけでなく、小学校、中学校、高校でも導入可能です!
平均撮影率約6割!たくさん使ってもらえるポイントは?
せっかくARフォトフレームを実施するなら、たくさん使ってもらえる方がうれしいですよね。
私たちが重要だと考えているのは、とにかく”事前の周知”と”当日の周知”に力を入れることです!
例えば、開催日の1週間前に、公式サイト・SNSで事前告知をして、先にARフォトフレームの画像や二次元コード・URLを掲載しておくと、当日を迎えるまでに多くの方に知ってもらうことができます。
また、開催当日は会場内や入口に「ARフォトフレームを実施していますよ!」というポスター等を掲示するのも有効的です。さらに、学生や保護者に配布する式次第自体に二次元コードを載せておくと、いつでもどこでも撮影できるというメリットを最大限に活かすことができます!
周知以外にも、ARフォトフレーム自体のデザインによっても利用数が変わることがあります。
デザイン性が高いとより使いたくなる人が多くなる場合もありますが、意外とシンプルな立て看板のデザインも需要が高いです。オリジナルデザインよりも制作費用があまりかからない割にニーズが高いので、初めてARフォトフレームを導入する際はとってもおすすめですよ!
アニメーションや平面認識ARでより特別な演出を
ちょっと特別な演出ができる機能を3つご紹介します。
(1)お祝いの言葉を贈るのにも最適!ポップアップ機能
二次元コードを読み込んだ後、通常はそのままブラウザ上でARフォトフレームがすぐ表示されますが、その前にポップアップを付けることができます。
実際に富山大学様の事例では、ARフォトフレームの操作説明を載せる手段として、このポップアップ機能を使いました。
また、下のサンプルのように校長先生からのお祝いの言葉として短めのメッセージを入れれば、学生や保護者の方に対して、少し心があたたまるサプライズになります!
特にテキスト等の様式は決まっておらず自由度も高いので、とっても便利な機能です♪


(2)華やかさをプラス!アニメーション
フォトフレームの上から、桜吹雪などのアニメーションを付けることができます。
ぜひ下のサンプルをお試しください。あまり細かい設定はできませんが、イラストが流れる速度や角度、大きさを5段階で調整できます。もちろん桜以外のイラストでも設定可能です。
学生たちの門出を祝う素敵なアクセントになりますよ!


(3)現物が目の前に!?平面認識AR
他大学でも多く採用されている立て看板のARフォトフレーム。
その中には、”平面認識AR”という機能を使っている大学もあります。
”平面認識AR”とは、カメラに映った床や机などの平面を感知して、実際に目の前に存在するかのように、原寸大でコンテンツを表示するARのことです。
下にサンプルがあるので読み込んでみてください。
看板の周りをぐるぐる歩いてみると、側面や裏側まで見れておもしろいですよ!
卒業式・入学式以外の場面でも、マスコットキャラクターを出現させたり、貴重な資料を映し出したりなど、イベントで活用される場面も多いです。


思い出の1枚を彩る手段として、ぜひご検討ください!
今回は主に学校での卒業式、入学式でARフォトフレームを活用する事例や機能をご紹介しましたが、それだけでなく成人式やその他イベントでももちろん活用可能です!
「学生たちの記念に残るように何か作りたい」、「お客さまの思い出になるように何かしたい」といった想いを叶える1つの手段としてとても良いツールだと思うので、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
コスト的にも納期的にも手軽に始められていいね!