印刷を楽しむウェブマガジン「インタメ!」Produced by 田中昭文堂印刷

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  • AIは怖くない。自分らしさを活かした生成AIとのつきあい方

    「AIって結局どう使えばいいの?」「もう周りの人はみんな使いこなしていて、置いていかれた気がする……」そんな風に感じたことはないでしょうか。

    ニュースやSNSで「AIに仕事を奪われる」「AIが作ったものは味気ない」といったネガティブな意見を目にすることも増えてきました。この記事では、ChatGPTをはじめとする生成AIとどう向きあえばいいか悩んでいる方に向けて、誰でもすぐ実践できる生成AIとのつきあい方をご紹介します。

    AIは現代の「はさみ」?

    話はすこし逸れますが、私たちの生活に当たり前にある「はさみ」について考えてみましょう。
    はさみが発明される前、人々は一体どうやって紙を切っていたのでしょうか?

    たとえば、赤ちゃんが紙をちぎるように手で破る。これがもっとも原始的で身近な方法ですね。このように特別な道具がなくても「紙を切る」ことは可能でした。しかし、「はさみ」という切ることに特化した道具が誕生したことで、この行為はより楽に、正確に、効率的におこなえるようになったのです。

    現代のはさみは、羊の毛刈りから調理用、医療用、工業用と多岐に渡り、さまざまな進化を遂げて私たちの生活に欠かせないものとなっています。そしてAIもまた、人がより効率的に、あるいはこれまで不可能だったことを実現するための強力な「道具」として存在しています。

    「自分らしさ」を見失わないための心構え

    昨今では、単なる道具という枠組みを超えて、人と協力し目標を達成するパートナーとしての側面を持ちはじめているAI。

    とはいえ、AIも決して万能ではありません。AIをうまく使いこなせないと感じている方のなかには「AIでつくったものに人間味を感じない」「AIに頼りきって何もできない人になってしまうのが怖い」といった不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。

    ここでお伝えしたいのは、AIはあくまで「道具」だということです。もし最初からAIに「○○して」とすべてを丸投げするような使い方をしてしまうと、本来自分で考えるべきことを他人に委ねているのと同じで、「自分らしさ」が失われてしまうのは当然といえます。

    それでは、AIをうまく活用しつつ、自分らしさのあるものを作るにはどうしたらいいのでしょうか?

    AIをパートナーとして使うコツ

    それは、「自力で考える」という段階をかならず踏むことです。たとえば、あなたが何かの記事を作成したいと思ったら、まず何について書きたいかを自分で考えて決めましょう。もしアイデアが浮かばなければ、生成AIに案出ししてもらっても構いません。

    次に、どのような構成で伝えたいのかを順序立てなくてもいいので自力で書きだしていきます。この「最初はとにかく自力で書く」→「AIにその内容を伝える」という順番が肝です。

    もう一つのポイントとしては、生成AIがあなたの書いた文章の意図を正しく理解できるように「あなたが自力で考えた内容」をできるだけ具体的に伝えるようにしましょう。これは、AIへの指示(プロンプト)の役割にも繋がります。

    こうすることで、AIがあなたの文章のなかの足りない言葉を補ってくれたり、伝わりにくい表現を洗練させたり、新しい視点からアイデアをだしたり、といった「お手伝い」をしてくれます。

    もちろんAIからの提案を採用するかどうかを決めるのも、あなた自身です。そうした取捨選択を重ねながら、最終的にあなた自身の言葉として、責任をもって記事を完成させるのです。

    まとめ:大切なのは、AIと一緒に考えること

    「なんだか面倒くさい……」「ラクしたいから生成AIを使うんじゃないの?」と感じた方もいるかもしれません。しかし、いくら効率的に記事が書けたとしても結局「AIっぽい」と思われてしまったり、誰が書いても同じような無個性なものになってしまったら、本末転倒ではないでしょうか。

    大切なのは、まず自分の考えをAIに伝え、足りない部分を補ってもらうという活用法です。
    道具の使い方と同じで、AIとのつきあい方も人それぞれ。ぜひ、あなたに一番あった便利な使い方をみつけて、生成AIを心強い味方として活用してみてくださいね。