デジタルブックの閲覧ログから分かること
デジタルブックに関わる記事をいくつか公開していますが、そのなかでデジタルブックのメリットとして閲覧ログがとれる、ということをざっくり紹介しています。
今回の記事では、デジタルブックの閲覧ログについて、具体的にどんな数字が読み取ることができるのかを紹介させていただきます。
いつ閲覧されているか?
自由に指定できる任意の期間について、日別の閲覧数がこのようなグラフで確認することができます。イベント等やメール配信でURLや二次元コードで紹介した後に、どのくらい効果があったかどうかを閲覧数の推移で測ることができます。

どのページの閲覧が多いか?
ページ別の閲覧数についても以下のような折れ線グラフで確認することができます。一般的にデジタルブックでは、最初のページ(表紙)から後ろに向かって徐々に閲覧数が下がっていく右肩下がりの波形となるケースが多いです。

特に見せたいページがしっかり閲覧されているかどうかもありますが、意外なページの閲覧数が多いというケースもあり、ということはユーザーはこの情報を求めているのかも? といろんなことが読み取れて、デジタルブックの閲覧ログのなかでも一番貴重な情報かと思います。こちらについては、また別の記事で紹介させていただきます。
どのデバイスで閲覧されているか?
該当のデジタルブックがPCでの閲覧が多いのか、スマートフォン(iOSとAndroidを分けて集計しています)での閲覧が多いのか、それぞれ%で確認することができます。

この数値で注意が必要なのは、デジタルブックの見え方として、PCでは2ページ見開きで表示されますが、スマートフォンでは1ページずつの表示になるので、見開きにまたがってデザインや文字がある誌面の場合は、スマートフォンでは見づらくなってしまいます。PCでの閲覧が多い場合は、そこまで気にすることはではないかもしれませんが、スマートフォンでの閲覧が多い場合はデザイン変更を検討した方が良いのでは、ということになります。

デジタルブック内で検索されているワードは?

デジタルブックには、誌面の下に検索窓がついています。ここでの検索ワードも集計していますので、ユーザーが探している情報をピンポイントで確認することができます。
ページ数の多いデジタルブックで利用される機会が多い機能ですが、検索窓に気づかないことも多いかと思います。そこで当社ではデジタルブック版では、表紙の内側(表2)などに、デジタルブックの利用方法、機能の紹介を付けることも推奨しています。

リンクへの遷移回数
外部の関連サイト等へのリンクを設置した際、リンクごとの遷移回数を集計しています。
デジタルブックを閲覧したユーザーに起こしてほしい次のアクションとして、自社のwebサイトや問い合わせフォームへの遷移としたときに、ブック内のリンクが効果的に利用されているかを確認することができます。
以下のようにイベント設営・運営、ウェブサイト・アプリ などから、それぞれ関連のページにリンクさせている場合、どのリンクが一番クリックされているかを数値で確認することができるので、ユーザーの感心を計ることができます。
また同様に目次等で同じデジタルブック内の別ページへのリンクへの遷移回数も集計していますので、たとえば目次ページから各ページへのリンクを設置した際に、どのページへの移動が多いのかを把握することができます。
まとめ
これらのデジタルブックの閲覧ログをもとに、
- 見てほしいページの閲覧数が少ないから、もっと前に移動させようかな
- この検索ワードがやけに多いから、このワードに関するページを増やしたり、別途新しいコンテンツを作成してもよいかも
- スマートフォンでの閲覧が多いから、スマートフォンで見やすい単ページ・縦型の誌面にした方が良いのかも
- 問い合わせフォームへのリンクがクリックされていないから、もっと目立つように、または全部のページにインデックスっぽく、問い合わせフォームへのリンクをつけようかな…
などなど、次の施策に向けていろんなことが見えてきます。
当社では、他社やお客さまが自前で作成した制作物でもPDFデータさえあればデジタルブックのデータを制作することができるので、まずは既存の印刷物から試しにデジタルブックにして閲覧ログをとってみる、ということも可能です。
PDFデータやURLを送付いただきましたら、デジタルブックでの仕様提案やお見積りをさせていただきますので、お問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

数値がとれるのは印刷物にはないメリットだね